脱衣所の床がブヨブヨするとのことでしたので、
床及び内装を修繕していきます。
まずは解体。
床を剥ぎとり、根太という横木の状態にします。
リフォームのやり方は多種多様です。
そもそもの打ち合わせの時点でヒアリングし、お見積りを提示ご契約を経て
工事に至ります。
今回は根太の状態も一部腐食していたぐらいで済んでいたので、腐食している個所のみ
根太の交換を行いました。
シロアリ被害は見受けられません。
床の構成は既存は根太→合板→クッションフロアでしたが
今回は、根太→合板→合板→クッションフロアのいわゆる二重張りにしました。
二重張りをする際の注意点ですが、そのまま張れば当たり前に合板一枚分が厚みが増すことになるので床の段差が発生しないかが注意する点になります。
今回は、脱衣所に面している台所と廊下のドアの敷居が二重張りより上がっていたためそのまま厚みが増しても大丈夫です。
あとは浴室ですが、浴室は今回の工事ではあたらないためそもそも段差がついているので
これもクリアです。
これがユニットバスなどに浴室も変更する場合は要注意です。
今の納まりで多いのは、脱衣所とユニットバスがバリアフリーの段差なしの状態で仕上げる形が多いため、浴室と脱衣所の仕上がり面を考慮してあげる必要があります。
家の状態からみて補修箇所が多数あるため一か所にかけられる予算も限られるため
壁紙工事も今回は腰までの補修にとどめました。
工事を進めていくうちに、リフォームあるあるですが交換予定のない洗面化粧台も
この際交換しておいたほうがいいのではと思い、施主様に確認したのですが、
やはり予算の都合上既存そのままということになりました。
工事前
工事後
リフォームという言葉は、今となってはテレビや広告で認知されている方も多いと思います。
新規のお客様からよく言われるのが、
「こんなちっちゃな工事で頼むのが申し訳ないんだけど・・・」とおっしゃる方が
少なくありません。
確かにテレビで見かける工事は何千万円もして何か月もかけてという番組にしやすい内容なんかがよく見かけます。
広告にしても、お風呂やキッチン、屋根外壁塗装。いうなれば業者側が売りやすい商品ばかりが目につきますよね。
人間の体でよくたとえ話するのですが、定期的なメンテナンスはやっぱり必要ですよね。
大掛かりな工事でなくとも、ちょこちょこ直していくのが家でも人の体でも正しいあり方
ではないのかなぁと私は思います。
大きな会社やホームビルダーさんには確かにちょこちょこしたことを頼みずらいという方も多く意見を聞きます。
何でですか?と聞くと
担当営業マンの入れ替わりが激しいからだと伺いました。その場合引継ぎの情報もろくにおこなわれておらず、また最初から家の状態を説明しなければ・・・・
私もそうですが、かかりつけのお医者さんは皆さんありますよね?
それは場所が行きやすいからもありますが、自分の体を何度も見てくれている安心感もあると思いますし、お医者さんも人間ですから話しやすいとかシンプルな理由も大いにあるかと思います。
私事ではありますがたまに若く見られます。
私としてはありがたいことですが、お客様からすると大丈夫かな?と不安に思われるのではないかとも自覚しています。
ただそこはお任せください。リフォーム歴15年の経験がありますので、
スーツを着た「いかにも営業」という方より多分お力になれるのではないかと思いますし、
東京の端くれ公務員時代で身に着けた一般常識も無難に装備しております(^^)←意外と装備していない方が多い業界です。
ご自宅もそうですが、離れたご実家の修繕などもお受けしています。
ぜひ一度ご相談ください。
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