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玄関引き戸工事(臼杵市T様邸)

前回、排気ダクト工事をおこなったT様邸で、玄関引き戸のご相談を

承りました。


ご主人が背が高く、玄関引き戸に毎回頭をぶつけるとのこと。

今の引き戸は、和風の欄間付きのタイプです。それに、後付けで網戸を組み込んでいたので

開口部がさらに網戸の枠の分背が低くなっていました。


夏場はたいてい戸は開けており、網戸の状態にしているようで、些細なことのようですが

ご主人からしてはストレスになっていたようでした。




玄関引き戸を工事するには二つ方法が考えられます。

一つは、既存を解体し、新規引き戸を組み込む。ただし、この方法は解体に伴い外部内部共に傷みが発生するので、その補修工事が必要なこと。

また、その補修工事に伴い日数も複数日かかることが予想されます。


二つ目は、本体撤去、欄間撤去、敷居撤去し、既存の上部と左右の枠は残し、その枠に

カバー工法で新しい枠をかぶせます。この方法だと、無駄な解体が発生しないため、おおかた一日で工事が完了します。

行ってきます!と学校に行って、ただいま!と戻ってくる頃には完成しているというわけです。

ただし、この方法にもデメリットがあります。

既存の枠を残してその上にカバー枠を設置するので、どうしても開口寸法が小さくなってしまいます。

また、把手の形状によっては取っ手が出ていて握りやすい反面、その取っ手が出ている分

さらに開口寸法が小さくなってしまうことにもなります。

したがって、デザインやハンドルの仕様を決める際そのようなデメリットの面もお客様にお話しし決めていただく必要もあります。



今回はシングルガラス仕様の欄間なし、取っ手も引掛けるタイプのものを選択しました。


工事を開始して、敷居も取ってみたところ、普通は敷居の下にはモルタルが下地としてあるのですが、その下地モルタルがありません。

急遽、下地モルタルもこしらえて工事を再開します。

そんなこんなで、終わったのは夕方6時前頃。職人さんも頑張ってくれて仕上がりも大変よくできました。終わったころには辺りが薄暗くなっていましたので、完成後の写真は翌日の物。日中再確認しても、とてもカッコいいですね!

当たり前にご主人の頭もぶつかることもありませんし、戸当たりを最後付けない選択をしたので、開口寸法も前より広くとることができました。

後日、いろいろとまたお話をしたのですが、まずやってよかったそれと前の玄関より明るくなって光がたくさん入るようになったとおっしゃっていました。


この商品はすべてオーダーメイドで採寸して発注加工されるものです。

おおかた発注より2週間はかかりますので、年内にお考えであればお早めにご相談していただくと良いと思います。

デザインも多種多様にあり、もちろんドア工事もできます。

ガラスも断熱仕様のペアガラスにもできますし、柄も今回のアルミ色以外に木目柄もご用意しています。



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