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玄関タイル工事と駐車場土間補修工事(大分市I様邸)

前回、二階エアコン設置をおこなった大分市I様邸の続きのお話です。




玄関のタイルをやり直したいのと、駐車場入り口の補修をしたいとのお話を

ご相談受けました。


まずは、玄関の床タイルです。

ポイントは3つ。

1.既存に上張りができるかどうか

2.タイルの種類を間違えないように

3.色味や雰囲気を素敵に選ぶ


1.既存に上張りができるかどうか

今のタイルが浮いていたら剥がして張る必要があります。

そのまま張っても2枚ごと剥がれるからです。

今回は部分的に剥がれてそうなとこは撤去し、大体のところは上張りが可能の判断ができましたので上張りをおこなっていきます。

その際注意点がもう一つ、上張りしたときにドアや門扉に干渉しないか?

段差ができてしまわないか?など確認してください。


2.タイルの種類

タイルと言っても、建築用だけで相当数存在します。

屋内用・屋外用

壁面用(ツルツル)・床用(ザラザラ)

など用途が分かれていますので注意してください。

またサイズにも注意しましょう。

今回のそもそもの床に貼られていたタイルは100角というサイズです。(10㎝)

市販サイズは大きく50角(5㎝)100角(10㎝)150角や200角などが存在します。

基本は好きなサイズを選んでいただいていいのですが、ことリフォームは違います。

タイル下地の躯体は基本そのままですので、あまり大きなサイズを選ぶと勾配がとりずらくなってしまいます。勾配とは、雨などが自然と外のほうに流れるようわずかに傾けていることです。それにより、玄関先に水たまりができないように、また滑ってけがをしないように配慮されています。当たり前にタイルは水平です。200角などの大きなタイルでは玄関先のわずかな距離に対して勾配がとれない、もしくは段差ができてしまうなどの弊害が生じることも考えられますので注意してください。

またサイズが大きくなると、タイルの間の目地の数が少なくなります。

汚れが気になったり、目地が少ないほど施工の手間がかからないなどの意見もありますが、

目地があることで滑りにくいというメリットも存在します。

実際住んでいる施主様のことも考えてアドバイスを行ってください。

今回は、既存同サイズの100角で張りました。


3.色味や雰囲気

基本、施主様に選んでいただきますが、アドバイスとして

建物の雰囲気や色味に合わせてりしています。

あと室内の壁紙などもそうですが、実際タイルの色味で確認しても大きな面積になると明るく見えるものです。わずか10㎝のタイルで色味を確認する際にもそのことを施主様にもお伝えしましょう。





駐車場の入り口の件ですが、施主様が気になりだいぶ前にご自分でモルタル補修をされていました。が、車が乗りあげるのでやはり粉々に割れてしまい、今はゴム版を敷いていました。薄塗りでは割れやすいです。

今回は、一度その個所を斫ってしまい、ワイヤーメッシュを敷き込み、厚みをしっかり確保して丈夫にします。

手間ひまがかかりますが、これで車の進入にも安心です!





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