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木部玄関塗装工事(大分市W様邸)

昨年よりご相談はいただいていたのですが、度重なるコロナの流行曲線により

伸ばし伸ばしにしていました。


現状は築30年は経っている木造住宅です。

当時、設計士さんとご主人とが話しながら建てたこだわりのある住宅です。


玄関ドアも無垢の木で製作しています。

何度かご主人がご自分で塗装もされているようですが、さすがに傷みが激しい為塗り替えのご相談でした。

軒先が出ているため雨風の影響は少ないですが、それでも日差しが届くのでそれなりに室外側は傷みが激しいです。


ドアの取っ手ももうグラグラの状態でしたのでまずは取っ手の交換をします。

翌日塗装作業です。

ペーパーをあて、下地を良くします。

使用した塗料はガードラックアクアという塗料です。

リフォームに適しており、実績のある塗料です。色はチョコレート色にしました。

この日は天気も良く、作業には適していました。


格子のあるデザインですが、さすが職人さんです。フリーハンドで綺麗に塗っていきます。


この塗料は基本一度塗りで良いそうですが、現場判断で気になる箇所は丁寧に塗り重ねます。

木材の蜜が出てたり、前回の塗装垂れがあったりと白木のような下地ではありませんが

予定通り綺麗に塗装ができました。



釘を打ったり、塗装したり、素人とプロの違いは技術にも当然差が出ますが、

一番の違いは、向き合っている家や傷んでいる箇所への材料の選定や工事内容の施工判断ではないかと考えます。

10本ビスを打ち込むのに、同じ市販されているマキタのドライバーを使えばそんな差は

正直でません。ただ、どこに打ち込むのか。どのビスを打つのか。との経験や知識が圧倒的に違うと思います。

今では、ネットでプロが使用するものと同じものが手軽に手に入る時代です。

重要なのは適材適所。金額の高い安いではなく既存の状態にあったものを施工手順を間違えずにおこなうことが大切だなと思います。


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