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リフォーム工務店がおすすめする中古住宅の条件その①

少し未来の話をさせていただくと、今後新築住宅は築件数が徐々に減っていくものと予想されます。その理由としていくつもの条件が考えられますが、その一つとして少子高齢化や晩婚化があります。

新築住宅市場において人口減少に合わせ需要が減っていかないから大丈夫との意見もありますが、その理由として世帯数が増えていることが根拠として言われています。

ただその世帯数の増加の内容は、高齢者世帯の増加や若者の単身世帯が主なものになります。

あるデータによると今後30年で30代前半の人数は約30%少なくなるそうです。



結論として、高齢者が住む目的での新築を購入することは考えにくく、さらに晩婚化の影響で住宅購入に際して新築ローンを組みにくくなり、よりリーズナブルな中古住宅もしくは夫婦どちらかの実家に住むという選択が優先されることとなるのではないかと考えます。


実家に住むという選択であれば、立地や周辺環境などは当然変えられるものではありませんが、中古住宅を取得検討するのであればここは気を付けて!ということを今後複数回にわたってお伝えできればと思います。


正直、条件を言えばきりがありませんが、独断で特にお伝えできればと思うもの適時発表させていただきます。



まずは、立地です。

当然、ご家族の生活を考え住むところを検討されるものと思います。

それは、職場であったり、実家の近くであったり、生活環境であったりと人それぞれかと思いますが、共通としていえるもの3つお話します。




①ハザードマップの確認

各市町村や国が提供しています。ネットで簡単に検索もできます。

ハザードマップとは洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報、道路防災情報、土地の特徴・成り立ちなどを地図や写真に自由に重ねて表示できます。


②ポツンと一軒家は避けるべき

決して、好き嫌いや偏見で発言しているわけではありませんのでご承知おきください。

どちらかと言えば私も山奥の一軒家、人里離れ自由に暮らす生き方憧れでもあります。

あくまでも転居先を検討されるならという前提の話です。

まず今後電気ガス水道などのライフラインの維持管理コストの上昇またそのものの行政サービスのメンテナンスが膨らむ想像はできます。ひいてはその周辺に住む方々の生活コストの上昇につながりかねません。例えば行政が水道管の工事を検討する際、100人が住むエリアと10人が住むエリアどちらを優先してと考えた際順位が低下するおそれが考えられます。

さすがに公共工事には携わることもできないですが、ご自宅のことであれば当社も積極的にご協力やお手伝いをさせていただいています。宣伝にはなりますが、困ったことがあればお気軽にご相談ください。


③自宅までの道路

可能であれば、ご自宅までの車の進入経路にまでも気を付けていただきたいです。

緊急車両の進入はもちろん、普通車が余裕をもって離合できるか。また車を降りてから玄関まで人が歩くのに坂道や階段、距離が無理がないものかなどです。

これは私の実家のパターンですが、駐車スペースが玄関から距離があったり、親が介護のお世話になる際複数台の車が駐車できなかったり、外部の車が侵入するにはあまりにも道幅が狭かったりといろいろと考えさせられました。


以上が立地に関してのお話でした。

あくまで独断での意見となりますので、お許しください。


これから中古住宅を検討する際、許すのであればこのような考えもあるんだなと参考になればと思います。

また引き続き発信していこうかと思います。

よろしくお願いいたします。


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